人生のように、行き先が決まってない、どこでどうなるか解らない旅のほうがおもしろい?
果たしてそうだろうか?
「行きたい理由がない」旅で、何の準備もなしで、ゆきあたりばったりで、
何か価値あることを得ることはあるだろうか?
それより、そんな旅にお金と時間と労力をかけて、実際出かけるだろうか?
恐らく、そんな旅がいい理由は、大概現実逃避である。
昔、ある保険のセールスマンに「どんなことがしたいか?」と聞いたところ
「40代で無人島で暮らしたい」と答えた。
さらに何故その理由を聞いたところ
「たいした理由はない」と答えた。
たいした理由しかない無人島が何故頭に浮かぶのか?とさらに畳みかけた
すると・・・「実は上司やお客さんとうまくいっていない」と本音を漏らした。
うまく行かせるアイディアがあるが、興味があるか?と聞いたところ
「ある。」というので、プログラムを契約した。
その後保険会社を辞め、独立して、自分のやりたいことを形にしている。
ここに、ハーバード大学が何度も調査したデーターがあります。
「行き先の決まった」人生の人は僅か3%で「飛び抜けた人生」を送っています。
「行き先の決まってない」人生の人が60%で、「生活がやっとの人生」です。
その唯一の差は?
実は、3%には、人生で得たいことの計画を「紙に書く」習慣があったそうです。
才能能力、環境、親、学歴・・・・ではなく、
ただただ、「紙に書く習慣」を習慣化するだけなのですが・・・・
書けば書くほど、実現性が高まります・・・不思議です!
一度の人生、誰かに教えてもらった、考えたらすぐ出てきた行き先で決まっていいですか?
建てたい家を描く場合と同じように、絵を何度も何度も書き直しているうちに
あなたらしい本当の家が見えてくるように、苦心惨憺の時期が必要です。
時にはパーソナリティーを変えたり、いろんな経験も必要です。
行くところの素晴らしさが解れば解るほど、燃えてきます。
行きたい(生きたい)旅を送って下さい!