目標を決める時に大事な鍵は、”欲求に合った目標”を設定する事〜その2
ポールJマイヤーは人間の燃えるような欲望こそが成功への鍵だと言っている。
⚫︎生理的欲望⚫︎安全欲望⚫︎承認欲望⚫︎自我欲望⚫︎自己実現欲望
これらのことを詳しく知ることよりも、いま自分がどこに強烈な欲望があるかを正直に知る事が重要だ!
己に嘘をついてはならない。
自分を崇高な所におきたい願望があるがいまの欲望とは全く別。
今の状態が正直に生理的欲求=生きるか死ぬか?の時には、貯金とか?トップセールスとか?人のために?とかを考えてると目標が定まらない。
必要最低ギリギリ生活し仕事ができる経費をいくらかを算出(絶対に経費は削減してはならない)してその金額を決めてから仕事の売上数字に置き換えて目標設定する。
それを6ヶ月越えて達成したら、この仕事で生きてゆくという自信が芽生え始める。
そこから生活を安定させ、多少のゆとりが欲しいとなって初めて貯金をするために毎月いくらあれば不安から解放されるかの金額を算出してから仕事の目標数値に置き換えて設定し直す。
また、そこからその目標を達成する癖が6ヶ月で身に付いて初めて承認欲求が全面に出てくる。
この生理的欲望と安全欲望を満たさない限りフルコミッションセールスマンは長く続かない。
かっこいいことばかり言っててはすぐに潰れてしまうのだ。
フルコミのセールスマンと会社経営者は同じだ。
9割の会社社長は名ばかりの経営者で決算書が赤字だ。
銀行借り入れができなくなるため役員報酬を低くして強引に黒字にする。
9割のうち4割がそうである。
生理的欲望と安全欲望をおざなりにした結果なのだ。
“高めに設定すればそれに近づくだろう“
この考え方は死を招く。
何故ならば潜在意識はマイナス働くからどんなに頑張っても頑張ってもカツカツギリギリの結果しか出ない。
生理的欲望と安全欲望が経営者(フルコミセールスマン)にとっての命綱なのだ!
